Tips from the Spanish lifestyle

LOHASPAIN(ロハスペイン)は、スペインの食文化から
「幸福と健康」のヒントを発見、発信します。

こんなに違うの?!ジュースにしたら栄養価はどう変わる?

果物と野菜の食べ方を変えた場合の栄養価のちがいについて

 

 

暑い日には「冷やしきゅうりや冷やしトマトを丸かじり!」というのも夏ならではの魅力です。

とはいえLOHASPAINをご覧の皆さんは、トマトの冷製スープ「ガスパチョ」(Gazpacho Andaluz )やトマトの冷製クリームスープ「サルモレホ」(Salmorejo Cordobés)を思い浮かべる方も多いのではありませんか?(トップの画像は市ヶ谷「ティンガナ」のサルモレホです)

気温が高いほど旨味を感じ、食べるだけで元気が湧いてきます。

写真は「いちごのガスパチョ」

 

 

スペイン料理にかぎらず、じゃがいもの冷静スープ「ヴィシソワーズ」、野菜や果物をジュースにしていただく「スムージー」などもとくに食欲のない朝食にする方もいらっしゃるのでは。

筆者は、朝にバナナのスムージーをつくることがあります。

ブレンダーをつかうたびに思っていたのは、そのままバナナを食べるのとスムージーにするのと栄養はどう変わるのか?ということです。

 

そこで調べてみました。

ズバリ果物と野菜を丸ごと食べる方法、ブレンダーをつかう方法、ジューサーでジュースにする方法についての栄養価の違いです。

それぞれのメリットとデメリットをお伝えします。

 

  1. 果物と野菜を丸ごと食べる場合

 

特徴:

  • 果物と野菜をそのまま丸ごと食べる方法です。皮や種、食物繊維を含めてすべての部分を摂取します。
  • 食物繊維、ビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランスよく摂ることができます。

 

 

 

栄養素への影響

栄養満点:100%のビタミンが残る。100%の繊維が残る。栄養価の点では、野菜と果物を丸ごと食べるのがいちばんよいのだそう。理由は、食べる前にビタミンが損なわれないからです。

 

利点:

  • 食物繊維の摂取: 果物と野菜には豊富な食物繊維が含まれています。食物繊維は腸の働きを助け、便秘を予防する効果があります。
  • 栄養バランス: 果物と野菜にはビタミン、ミネラル、抗酸化物質など、体に必要な栄養素がバランスよく含まれています。

 

注意点:

  • 果物の皮に農薬や汚れがついている場合は、よく洗ってから食べるようにしましょう。

 

2. ブレンダーを使う場合

 

特徴:

  • ブレンダーを使って果物と野菜をピューレ状にする方法です。果肉や皮、種、食物繊維を含んでいます。

 

栄養素への影響

残る栄養素:90-100%のビタミンが残る。90%の繊維が残る。繊維はほぼ残るのですが、野菜や果物が砕けはじめると、ビタミンが失われていくそうです。

 

 

利点:

  • 食物繊維の摂取: ブレンダーを使うことで、果物と野菜の食物繊維を保持しつつ飲むことができます。
  • 栄養素の吸収: 果物と野菜がピューレ状になるため、栄養素の吸収が比較的速やかに行われます。

 

注意点:

  • ブレンダーを使うと、果物や野菜の繊維が細かくなるため、飲む際に食べるよりも早く摂取される可能性があります。それによって、満腹感が得られにくくなる場合があります。

 

 

3. ジューサーでジュースにする場合

 

特徴:

  • ジューサーを使って果物と野菜の果汁だけを抽出する方法です。果肉や皮、種、食物繊維は取り除かれます。

 

栄養素への影響

繊維は失う:ジューサーでつくったジュースには、ほとんど繊維が残りません。ほかの抗酸化物質と一緒にカスになるそうです。

 

利点:

  • 栄養素の吸収: ジューサーによって果汁が取り出されるため、栄養素が速やかに吸収されやすくなります。
  • 消化が楽: 果物や野菜の繊維が取り除かれるため、消化が簡単に行われます。特に野菜の場合、生のままでは食べにくいこともありますが、ジュースにすることで摂取しやすくなります。

 

注意点:

  • 食物繊維の欠如: ジューサーで作られたジュースには食物繊維がほとんど含まれません。食物繊維は腸の健康や便通を促進する重要な栄養素です。
  • 糖分の濃縮: ジューサーによって果物と野菜の糖分が濃縮される場合があります。糖分の過剰摂取には注意が必要です。

 

 

 

まとめ

果物と野菜を丸ごと食べる方法は、食物繊維や栄養素をバランスよく摂ることができます。一方でブレンダーを使うと食物繊維を保持しつつ栄養素の吸収が良く、ジューサーを使うと栄養素の吸収が速やかに行われますが、食物繊維が欠如してしまいます。

バランスの取れた食事を心がけるためには、果物と野菜を丸ごと食べたり、ブレンダーやジューサーを使ったりする方法を組み合わせることが大切になってきますね。

適度な食物繊維と栄養素を摂取するために、様々な方法で果物と野菜を楽しむことをおすすめします。

この夏も、スペイン料理で食欲満点にして、元気に過ごしましょう!

 

 

【参考文献】

・料理の科学大図鑑 著者 スチュアート・ファリモンド

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Tomoko Kato Editor-in-chief

短大卒業後、パティシエをスタートして食の世界一筋25年。スペイン産オリーブオイルに一目惚れし、輸入して13年。好きなものは、ワインとドラマと読書。3児の子育てと仕事に奮闘中。調理師、オリーブオイルソムリエ、スペインワインと食協会・共同代表。福岡県出身。

 

 

 

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