10/24(土)・25(日) 大阪が2日間スペインに! 絶品料理とワインを楽しむ「マス マス スペイン 2026」開催
本格スペイン料理、ワインやシェリーのフェスティバル。「マス マス スペイン 2026」が10月24日・25日に大阪・YOLO BASEで開催!パエリアや生ハム、スペインワイン、シェリーなど、スペインの美食とワインを楽しめる人気イベントの最新情報をご紹介します。
Spain Wine Food JOURNAL
Spain Wine Food JOURNALは、Webマガジン「LOHASPAIN」で展開するスペインワインと食協会の協会ジャーナルです。
協会の公式活動や主催・後援イベントの記録、スペイン各地の州政府をはじめ、日本・スペイン両国の公的機関、団体・企業との取り組み、国内外での対話を通して得られた知見を伝えています。
正確な情報と、その背景にある文脈。両方を大切にしながら、スペインのワインと食文化の「いま」を、協会ジャーナルとしての視点からお届けします。
協会ジャーナル
本格スペイン料理、ワインやシェリーのフェスティバル。「マス マス スペイン 2026」が10月24日・25日に大阪・YOLO BASEで開催!パエリアや生ハム、スペインワイン、シェリーなど、スペインの美食とワインを楽しめる人気イベントの最新情報をご紹介します。
スペイン好き、ワイン好きの皆さんにうれしいお知らせです! パナバックプレゼンツ、FMから、スペインをもっと身近に感じられる新番組 「旅するスペインワイン」 がスタートします!番組では、毎回スペイン各地のワイン産地を巡り、その土地ならではのワインはもちろん、料理や食文化、歴史、観光スポット、そしてスペインワインの楽しみ方まで、多彩なテーマでスペインの魅力をお届け。まるで現地を旅しているような気分で、スペインワインの世界を楽しめる番組です。スペインが好きな方も、ワインに興味がある方も、ぜひチェックしてみてくださいね! タッキー816 みのおエフエム初回は【7月5日(日) 15:30~】ぜひ、チャンネルを合わせてください!番組名: 旅するスペインワイン みのおFM 81.6 MHzパーソナリティ: 岡本 麻友子 @mayuko_okamoto_番組ナビゲーター: 長崎わこ提供: 株式会社パナバック@panavac_co 毎月 第一日曜日 15:30-16:00再放送1 : 同日 22:30-23:00再放送2 : 翌日(月) 15:30-16:00 スペインワインと食協会とは スペインワインと食協会は、「スペインワインと食文化を囲み、高品質なスペインの魅力を皆さまと体感すること」を原点に、一過性ではないスペインブームを築く活動をしています。今後もスペインワインと食を真ん中に、新しい取組みや情報をご提供して参ります。 スペインワインと食大学運営:スペインワインと食協会(日本事務局/(株)LA PASION加藤 スペインオフィス/原田) WEB:spainwinefood.org E-MAIL: info@spainwinefood.org 今年も「スペインワインと食」に関する情報を、日本とスペインから、イベントの告知も含めて発信してまいります。最新情報をいち早く知りたい方は、毎週金曜日に配信しているスペインワインと食協会のニュースレター「LOHASPAIN」をご活用いただけたら幸いです。無料購読はこちらから。 Tomoko Kato 加藤智子Editor-in-chief 福岡県出身のフードジャーナリスト、インポーター。1997年からシェフやワイン販売などの経験を積み、調理師免許を取得。青山の老舗レストランではワインのトップセールスとして活躍し、その後リストランテ「アクアパッツァ」にて広報・PRを担当。2009年、スペイン産オリーブオイルに一目惚れして「LA PASION」を立ち上げ、今年で16年目を迎えるインポーターとして多くの顧客に恵まれている。2011年には「スペインワインと食協会」を設立し、30回以上のプロモーションを手がける。スペイン・アンダルシア州政府から、世界一のオリーブオイル展示会にプレスとして正式招聘され、取材・執筆を担当。特に「スペインワインと食大学」は告知と同時に満席になる人気講座として好評を博している。現在はWebマガジン「LOHASPAIN」の編集長として、スペイン食文化やワインの魅力を国内外に発信中。 @ tomoko_kato_lapasion
★【第4弾・10周年】 第18回スペインワインと食大学~スペインワイン&オリーブオイル~ ・スペインワインと食大学とは スペインワインと食大学は、スペインワインと食協会の企画として“オトナの学び場”をテーマに、2016年春に開講しました。おかげさまで今年10周年を迎えます。 “見て、聞いて、薫って、味わって、体感する”五感すべてでスペインワインと食文化に触れる学びの場として、ライブ感あふれる講義と多彩なテーマを重ねてまいりました。 前回1/31のスペインワインと食大学「スペイン産オリーブオイル」VOL.4の様子 ・初めての試み!第18回のテーマは、「スペインワイン&オリーブオイル」のダブル講義 スペインワインとオリーブオイル。第18回目のスペインワインと食大学は、“知る”と“味わう”を一度に楽しめる、特別なダブル講義を開催します。 スペインを、味覚で旅する夏の一日。 7月、場所は都立大学南大沢キャンパス。 23区から約1時間。駅を降りると、広い空と豊かな緑が迎えてくれます。大学の門をくぐり、木々に囲まれた散歩道を歩く時間は、まるで小さな旅のはじまり。どこか懐かしい、あの頃の青春の空気を感じながら、ゆったりと会場へ向かいます。 緑のキャンパスで過ごす、小さな旅 今回の会場は、国際交流会館内にあるBASEL Public House。 八王子を中心に、多摩・湘南エリアで長く愛され続けてきた有限会社バーゼル洋菓子店が手がけるレストランです。 「本物で永続する地域一番店」を掲げ、今年で創業59周年。 ケーキカフェ「BASEL」、自家焙煎コーヒーを楽しめる「TAKAO COFFEE ROASTERY & CREAM」、リゾートスタイルの「PAPER MOON」など、“本物”を大切にしたブランドを展開してきました。 BASELグループの中で2番目にオープンした豊田店。 1/31スペインワインと食大学開催はこちらで1/31レポートはこちら そんなバーゼルが昨年新たにオープンしたバーゼルパブリックハウス(BASEL Public House)は、学生、地域の人々、そして海外からのゲストが自然に集う空間。 緑あふれるキャンパスの中で、上質な食と豊かな時間を楽しめる特別な場所です。 人と人、地域と世界をゆるやかにつなぐ。BASEL Public Houseは、食を通して新しいコミュニティを育む、開かれたレストランです。 バーゼルパブリックハウス(BASEL Public House) 今回、この場所で開催するのが、スペイン・バレンシアをテーマにした特別イベント。スペインワインとオリーブオイルを深く楽しむ、“知る”と“味わう”のダブル講座です。 今回お招きするのは、毎回キャンセル待ちとなる大人気のオリーブオイル講師・田川敬子氏と、待望のスペインワイン講師・常田諭史氏。 実はお二人は、スペイン・バレンシアで出会って以来、姉弟のように親交を深めてきた特別な存在。ワイン講師である常田氏がスペインのワイナリーを巡る中で田川氏と出会い、そこから長く交流が続いています。 だからこそ、現地の空気や人の温度まで感じられるリアリティがあります。 バレンシアでつながった、二人の講師...
スペイン・カナリア諸島テネリフェ島の生産者「Bodegas Viñátigoビニャティゴ」 @bodegasvinatigoが、ついに北海道・余市の地に降り立ちました。彼らが「北海道のワイナリーを訪れたい」そう話してから2年。 4月末、ついに実現したのです。 今回訪問したのは、日本でもトップクラスの注目を集める3つのワイナリー。 DOMAINE MONTドメーヌ・モンさん @domainemont DOMAINE YUIドメーヌ・ユイさん @domaineyui Domaine Takahikoドメーヌ・タカヒコさん @domaine_takahiko それぞれのワイナリーを巡りながら、醸造家同士の対話は途切れることがありませんでした。 特集へ向けて 今回の訪問については、後日、あらためて特集記事として詳しくお届けする予定です。各ワイナリーでの対話をより深く掘り下げていきたいと考えています。 その前に、まずは現場の空気を感じていただくためのフォトレポートをお届けします。 フォトレポート 【写真:畑を歩きながら語り合う醸造家たち】 言葉を交わしながら、互いの技術と哲学を共有する時間) ドメーヌ・モンさんにて ドメーヌユイさんにて ドメーヌ・タカヒコさんにて 【写真:ワイナリー内でのテイスティングシーン】 ドメーヌ・モンさんにて ドメーヌユイさんにて ドメーヌ・タカヒコさんにて ワインという広く深い、その世界。 筆者自身も、今回の取材を通じ、これまでの日本ワインへの印象が明らかに変わりました。 おそらくわたしと変わらない温度で感動していたカナリア諸島の生産者ビニャティゴのメンバー。その表情をみて、日本人として、ただ嬉しくなってしまいました。 日本からこんな味わいが生まれて、世界のワイナリーから注目されていることに。 この出会いが、これからどんなふうな化学反応につながっていくのでしょうか。 ...
注目の醸造家エリアス・ロペス・モンテロが4月13日(月)来日します。ウルテリオール新作ペットナットの一般初披露と全7種、「コメドール・モンリコ」の料理が響き合う一夜限りの特別ディナー。
第16回スペインワインと食大学 「スペイン料理:アヒージョ」Vol.1 ~スペインにおいてのアヒージョとは。日本ならではのアヒージョ×しょうゆ、「黒アヒージョ」を深掘りする~ アヒージョにしょうゆを加えるとどうなるのでしょうか。 スペイン料理としてすっかり日本に定着したアヒージョ。その料理が、しょうゆという日本の食文化と出会ったとき、どのような可能性が生まれるのかを皆さんともっと深掘りしたい。 そんな問いから生まれた今回のスペインワインと食大学。当日は満席の参加者を迎え、おかげさまで大きな盛り上がりの中でイベントを終えることができました。 きっかけは、ご当地グルメとの出会い 昨年、「黒アヒージョ」コンテストの審査員としてお声かけいただいたことが、この料理との最初の出会いです。 オリーブオイルとにんにくで食材を煮込むスペイン生まれの料理、アヒージョに日本のしょうゆのニュアンスを重ねた一皿。千葉県では、新しいご当地グルメとして盛り上がっていると聞き、興味を惹かれました。 コンテストには、街のレストランからホテルまで、さまざまな料理人が参加。ジャンルもスペイン料理にとどまらず、中華やイタリアンなど、それぞれの解釈で「黒アヒージョ」をつくり、エントリーしていました。 そして最終審査。実際に味わったとき、思わず驚きました。 しょうゆの旨味が加わることで、どこか懐かしさを感じる味になる。けれど同時に、オリーブオイルのコクと重ることで、これまでにない新しい味わいが生まれているのです。 しかも、料理はとてもシンプル。だからこそ、食材の組み合わせ次第で表情が変わり、そこには無限の可能性が広がっています。 この料理は、アレンジという言葉では収まりきらない。 日本ならではの食文化として、もっと深く探ってみたい。 そう思ったことが、今回のイベントを企画する出発点でした。 黒アヒージョコンテストのレポート「黒アヒージョ:日本発、新たなご当地グルメの可能性」はこちら スペイン人講師が語る「本場のアヒージョ」 セミナー前半では、スペイン大使館からルベン・フェルナンデス氏によるアヒージョの解説からスタートしました。ルベン氏と、コンテストでご一緒したとき、「黒アヒージョ」に、とても興味をお持ちだったからです。 ルベン氏は、2009年から日本に在住し、日本の文化も理解しています。また料理にも長く関わっていた方。今回はとくに、生まれ育ったバルセロナでの経験を思い出してもらい、本場での視点を重点的にお話ししていただきました。 皆さんが真剣に耳を傾けていたのが印象的です。 スペイン大使館 ルベン・フェルナンデス氏 黒アヒージョの可能性 講座の後半では、私から黒アヒージョの可能性についてお話ししました。 アヒージョの材料はとてもシンプル。だからこそ、素材の質がそのまま味に表れますし、背景を知るとさらに見え方が変わります。 昨年のコンテストでも、千葉県の食材をふんだんに生かしたレシピが発表されています。肉を主役にした力強い一皿、魚介の旨味を引き出した繊細な一皿、野菜を主役にした優しい味わい、アヒージョと言われなければわからない見た目ながら、アヒージョの材料がしっかりと使われている一皿、など、その多様性と、アレンジの奥行きに、私は心から感激しました。 一流のミシュランシェフが手掛けることもできる一方で、「今夜の夕飯にしよう」と、ご家庭で気軽に作ることもできます。私たちの愛するしょうゆは、多彩な調味料。主役になったり、下味に使ったり、仕上げに使ったりできます。 今回の料理を担当したマドリッド出身のシェフ、フェリペ氏は、その点をとても大切にしていました。 シェフが提案した「黒アヒージョ」は、少し意外なスタイルで登場しました。それはまるでしゃぶしゃぶのように楽しむ一皿です。 まず、刺身用の天使の海老を用意。しょうゆは名産地として知られる千葉県産を選び、海老を軽く漬け込みます。 海老の頭は、にんにくをきかせたオイルで香ばしく焼き上げます。こうして旨味を引き出したオイルがこの料理のベースに。 最後は、熱々のオイルに海老をさっとくぐらせていただく。しゃぶしゃぶのように、自分の手で仕上げながら味わうスタイルです。 オリーブオイルやにんにくと同じように、しょうゆも料理の骨格をつくる大切な要素。見えない部分ですが、特別コースの前菜の下味にもしょうゆを使い、その他、なす、キャベツ、ネギも千葉県産を選んでいたそうです。 ごまかしのきかない料理だからこそ、素材の選択には細心の注意が払われていました。 乾杯とともに始まった食体験 講義が終わり、いよいよ実食です。この日は、本イベントを後援してくださったスペイン国営のインスティトゥト・セルバンテス東京館長ビクトル・アンドレスコ氏にもご参加いただきました。 (インスティトゥト・セルバンテス東京館長ビクトル・アンドレスコ氏:右)...
★【第三弾・10周年】 第17回スペインワインと食大学 第17回スペインワインと食大学~スペイン産オリーブオイルの世界を冒険しよう~ ・スペインワインと食大学とは “オトナの学び場”をテーマに、2016年春に開講したスペインワインと食大学は、おかげさまで今年10周年を迎えます。 “見て、聞いて、薫って、味わって、体感する”五感すべてでスペインワインと食文化に触れる学びの場として、ライブ感あふれる講義と多彩なテーマを重ねてまいりました。 前回1/31のスペインワインと食大学「スペイン産オリーブオイル」VOL.4の様子 ・初めての試み!第17回のテーマは、オリーブオイル生産者来日「オリーブオイルメーカーズディナー」 (オリーブオイルが主役ですが、素敵なスペインワインをご用意していますよ!) ★お申し込みはこちらからどうぞ アンダルシア産オリーブオイルが主役のメーカーズディナーをスペインワインと食協会 推奨レストランで開催 第17回目のテーマは、アンダルシア産オリーブオイルが主役のメーカーズディナーです。オリーブオイル生産者「ヴェルデ・ディビーノ社」イルデフォンソ氏の来日を記念し、日本未入荷のオリーブオイルと、日本の魚介料理とのスペシャルコースを堪能していただきます。 今回は、魚介に特化したスペインレストラン「マリスケリア ソル」さんで開催します。スペインワインと食協会 推奨レストランでもあります。これから知られていく特別なオイルと「日本の魚介」の意外な組み合わせを深掘りします。 前回2/22スペインワインと食大学の様子 最高の形で実現します。 スペインでもトップクラスのオリーブオイル生産地であるアンダルシア産エキストラバージン・オリーブオイル。多くの生産者が素晴らしいオイルを手掛けています。 なかでも今回の日本未入荷「ヴェルデ・ディビーノ社」のオイルは、すでに現地ではプロフェッショナルからも注目を浴びています。デザインは、あのイザベル・カベージョ氏。オリーブボトルのデザイナーとして業界でもトップクラスです。 スペインワインと食大学で人気シリーズの「オリーブオイル講座」を3回に渡り講師をしてくださっているバレンシア在住オリーブオイルソムリエ田川敬子さんも、太鼓判の味わいなのです。 敬子さんのオリーブオイルプロフェッショナルな仲間たちと現地を訪問されています。そのうちのお一人はすでにスイスに輸出し、スイスでも好評なオイルです。 ベルデ・ディビーノ社のオリーブ畑(撮影:田川敬子さん) 今回は、スペイン人講師のレクチャー、そして講師としても人気の田川敬子さんによる通訳とテイスティングという他にない貴重な内容です。ちなみに講師のイルデフォンソ氏は、来日は2度目。すでに4月の来日をとても楽しみにしてくださっています。 1/31スペインワインと食大学〜オリーブオイルソムリエ田川敬子さんが講師に レポートはこちら 【レポート】【1/31】第15回スペインワインと食大学 「スペイン産オリーブオイル」Vol.4 ・講師は、「ヴェルデ・ディビーノ社(Verdedivino)」イルデフォンソ・チャイチーオ・プラネット氏 マドリードのレイ・フアン・カルロス大学で経営学を専攻し、マーケティング、国際経営、そしてエクストラバージンオリーブオイル製品開発についても学ぶ。25年以上にわたり香水・化粧品事業、銀行、食品などの戦略的分野で管理・財務部門を率い、2024年8月よりベルデ・ディビーノの営業ディレクターに就任。以降、マドリード、バルセロナ、バレンシア、マルベーリャ、サン・セバスティアンなどの主要グルメショップでブランドを確立し、国外ではメキシコ、スイス、フランス、ドイツ、韓国などの重要市場への拡大を推進。現在、IFS FoodやISO規格などの国際的な食品安全認証の導入や新製品ラインの開発、新たな商業的展開の開拓などの指揮をとっている。...
【1/31】第15回スペインワインと食大学 「スペイン産オリーブオイル」Vol.4 ~オリーブオイルソムリエ 田川敬子さんとスペイン産オリーブオイルの世界を冒険しよう~ オリーブオイルが、食卓を変える。特別ペアリングイベント開催 スペインで昨年秋に搾油されたエキストラバージン・オリーブオイルと、八王子·多摩エリアで「知らない人はいない」と言われる老舗ブランドBASEL(バーゼル)豊田店で味わう特別なひととき。 23区から少し離れた豊田駅に降り立つと、空気がわずかにやわらぎます。いつもより長い移動時間そのものが、これから始まる体験の助走になるような、そんな感覚です。 今年で10周年を迎えた体験型イベント「スペインワインと食大学」の幕開けは、八王子を中心に多摩地区と湘南に展開するグループBASEL「豊田店」で開催しました。 スペイン・バレンシア在住のオリーブオイルソムリエ田川敬子さんを迎えての講座は今回で3回目。主催としての大学開催は、15回目という節目の回でもあります。 BASEL 豊田店 テラス席 ■ なぜ郊外で開催したのか これまで主に23区内で開催してきましたが、今回は初めて多摩地区。その理由は、豊田店に勤める秋山さんの存在がありました。 秋山さんは、これまでのスペインワインと食大学・オリーブオイルシリーズはもちろん、さらにスペインワインの生産者を招いた別企画にも何度も参加してくださっていた常連さま。“お客さま”として時間を共にしてきた方がこんなに大切にしている場所。ならば、きっと良い時間が生まれるはずだと考えました。 「今でもこの空間が大好きなんです」と、豊田店のことをおっしゃる秋山さんに感動し、「10周年の最初の回は、ぜひここでやりたい」そう感じたからです。 秋山さんが長くお勤めなのは知っていましたが、豊田店に23年も継続されていたことはこの時初めて知りました。50年以上にわたり、カフェ、ブラッセリーや洋菓子店として地域に愛され続けてきたBASELグループの中でも、豊田店が2番目に歴史ある人気店舗だということも。 この経緯を理解して、筆者の想いをあたたかく受け止め、後押ししてくださったのが豊田店スタッフの皆さまです。 BASEL 豊田店 入口に焼き菓子やケーキが並びます とはいえ、23区からは少し距離があります。正直なところ、大学としても初めてのことですから集客への不安がなかったわけではありません。しかし、実際に豊田店でランチをいただいて、心震える素敵な空間であることを筆者自身が実感してしまいました。 「この雰囲気なら、移動時間も含めて豊かな体験になる場所に間違いない。開催してみたい。」その思いを止めることができませんでした。 結果として16席はすぐに満席に。ニュースレター配信からすぐにお申し込みくださった皆さん、秋山さんと豊田店の皆さんがご来店の方にもイベントのお声かけをしてくださったおかげです。 ■ 昨年秋のオイルを味わうという体験 この日、講師がスペインからハンドキャリーでご用意くださったのは、2025年秋にスペイン現地で搾油されたばかりのオリーブオイルです。 青いトマトや若草を思わせる香り。フルーツやナッツを想像できる味わい。口に含んだ後、喉の奥に穏やかな辛味や刺激。この時期だからこそ体験できる希少な味わいです。 写真:12airs.主催 斎藤藍さん 講師は、毎回、スペインの最新のオリーブオイル事情を現地で撮影した画像や動画とともに紹介してくださいます。収穫の様子、搾油の現場、気候の変化、品種毎の出来栄え。どれも書籍や二次情報ではなかなか得ることがむずかしい、生きた一次情報です。 まさにスペインに暮らし、生産者と日常的に交流がある講師だからこそ伝えられる内容です。生産者から現場で直に聞き、一緒にオリーブ畑を歩いてきた講師。リアルに学び続け、これまでの知見も加えて、より分かりやすく翻訳された内容を教えてもらえるのですから。 オリーブオイルは農産物なので、イチゴやレタスと同じように、毎年ちがいがあります。そのちがいを知り、変化を味わい、理解を更新していく楽しさがあります。一度だってまったく同じ味わいがないのですから。 このような機会を積み重ねていくことが、まさに「オトナの豊かな学び」と言えるのではないでしょうか。 ...
輸入停止の現実と、4工場視察で見えた熟成の思想 本稿は、筆者が昨年、スペインを訪れ、4つの生産現場を取材した記録をあらためて総括するものです。 当時現地で見聞きしたことが、いま日本で起きている出来事と静かにつながっています。 熟成庫の扉が開いた瞬間、ガラッと空気が変わります。 甘く澄んだ香と静かな緊張感が漂うのです。自然に委ねているように見えて、実際のところ人が細部まで管理しています。 伝統とは、ありのままの自然ではなく、しっかりと設計されて続いていました。 昨年末、日本ではスペイン産生ハムの輸入が停止されました。理由や範囲の詳細は、農林水産省の公表資料をご確認ください。 → 農林水産省「スペインからの豚肉等の輸入一時停止措置について」 https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/251129.html 現地で見た風景と、日本市場の現実。その距離は小さくありません。だからこそ、いま改めて問う必要があります。ハモン・セラーノは、何によって支えられているのか。 昨年訪ねた4つの工場はいずれも、スペイン・ハモン・セラーノ協会(Consorcio del Jamón Serrano Español)規定のもとで生産しています。制度、管理、そして時間。ブランドの強度は、この三層で決まります。 スペイン・ハモン・セラーノ協会 https://spainwinefood.org/consorcio-del-jamon-serrano-1/ なぜ「ここ」でなければならないのか ハモン・セラーノは、豚もも肉と塩のみで仕上げられます。工程は厳格に定められ、検査も重ねられます。 自由度の少なさは制約であると同時に、品質の骨格となるのです。伝統食品”というより、制度でしっかりと守られたブランドと言えます。現場を歩くうち、その印象は強まりました。 3つの生産者と委託専業ハモン・セラーノ製造企業、それぞれの思想 ■Embutidos y Jamones España e Hijos, S.A.(エンブティードス イ ハモネス エスパーニャ)ハモン・セラーノ職人が生み出す味わい 香りが満ちるスライスルームと、職人の技と24時間稼働するパッキングライン → 詳細レポートはこちら ( https://spainwinefood.org/consorcio-del-jamon-serrano-2/) ■NOEL ALIMENTARIA(ノエル・アリメンタリア)|グローバルに拡大する家族企業 世界の食卓へ:スペインの魅力を届ける使命 → 詳細レポートはこちら (https://spainwinefood.org/consorcio-del-jamon-serrano-3/) ■COSTA BRAVA...
2月2日から4日まで、バルセロナで高品質スペインワインの展示会「バルセロナ・ワイン・ウィーク(BWW)2026」が開催されました。会場には1,350軒のワイナリーと世界73カ国からのバイヤーが集まり、スペインワインの多様性と魅力を改めて示す場となりました。今回の展示会は、国際市場とのつながりをさらに広げる重要な機会となっています。
【1/31】第15回スペインワインと食大学 「スペイン産オリーブオイル」Vol.4 ~オリーブオイルソムリエ 田川敬子さんとスペイン産オリーブオイルの世界を冒険しよう~ “オトナの学び場”をテーマに、2016年春に開講したスペインワインと食大学。 “見て、聞いて、薫って、味わって、体感する”五感すべてでスペインワインと食文化に触れる学びの場として、ライブ感あふれる講義と多彩なテーマを重ねてまいりました。 今回の講師は、これまで3回にわたり大きな反響を呼んだ、バレンシア在住のオリーブオイルソムリエであり、スペインワインと食協会ライターの 田川敬子さん。 スペインワインと食大学「スペイン産オリーブオイル」VOL.2の様子 帰国のタイミングに合わせ、搾りたての新油をスペインからハンドキャリーでお持ちいただく、この時期だけの特別な講座が実現しました。 講師は、バレンシア在住 田川敬子さん 田川 敬子 Keiko Tagawa 東京都出身。大のスペイン好きが高じて2002年春よりバレンシア在住。日系企業と地元企業のOLを経て、現在はフリー。2014年にオリーブオイルの魅力に目覚めて以来勉強を続けるかたわら、業界での通訳や翻訳、農園視察のアテンド、生産者さんと輸入業者さんの仲介などを手掛ける。日本帰国中にはスペインオリーブオイルテイスティングセミナーも開催。オリーブオイルのすばらしさを日本に広めることがライフワーク。日本オリーブオイルソムリエ協会認定オリーブオイルソムリエ® ハエン大学バージンオリーブオイルテイスティングエキスパートコース修了 (eオリーブオイル選びより) 10周年の幕開けにふさわしい、“今”だからこそ味わえるスペインの恵みを、ぜひご体感ください。 初めての方もそうでない方も、これまで知らなかったスペイン産オリーブオイル世界を体感できるはずです。スペイン産オイルをより楽しむためのコツや視点など、他にない内容が盛りだくさん。 スペインワインと食大学「スペイン産オリーブオイル」VOL.2の様子 またご自身の食生活に活かせるヒントなど、日本ではなかなか聞けない質問も直接できる貴重な機会です。 スペインワインと食大学「スペイン産オリーブオイル」VOL.3の様子 講師の敬子さんから次のようなメッセージをいただいています。 「意外と知られていないオリーブオイルの基礎知識を学び、今シーズンのおいしいスペイン産エキストラバージンオリーブオイルをテイスティングします。これまで食べていたオリーブオイルが本物だったのかどうか、この講座に来ていただければわかるはずです。どうぞお気軽にお越しください」 スペインワインと食大学「スペイン産オリーブオイル」VOL.3の様子 そして今回の開催は、スペインワインと食大学として初めての多摩地区開催となります。会場は、八王子·多摩エリアで「知らない人はいない」と言われる老舗ブランド、BASEL(バーゼル)豊田店。 50年以上にわたり、カフェやブラッセリー、洋菓子店として地域に愛され続けてきたBASELの中でも、豊田店は2番目に歴史ある人気店舗です。 実は今回、豊田店で開催したいと最初にお声がけしたのは私からでした。 多摩地区ならではのゆったりとした空間の使い方、白を基調とした心地よさ、そして一杯のコーヒーや紅茶にまで行き届いた丁寧な仕事。 「10周年の最初の回は、ぜひここでやりたい」そう感じたのです。 その想いをあたたかく受け止め、後押ししてくださったのが、豊田店スタッフの皆さまのご協力でした。 昨年開催された「スペインワインと食大学·オリーブオイル第3回」での体験をきっかけに、「この学びと味わいをお店のお客さまにも届けたい」という共通の思いが重なり、今回の開催が実現します。 この場所ならではのあたたかさと一体感も、ぜひ当日、感じていただけたら嬉しく思います。 最寄り駅からは少し距離があります。 けれどその分、訪れた先には、都心ではなかなか出会えない時間がゆっくりと流れる空間が広がります。光をやわらかく取り込む店内は、入り口から思わず深呼吸したくなるような心地よさ。席と席の間にもゆとりがあり、味わうことに集中できます。 選び抜かれたコーヒー豆、丁寧に淹れられる紅茶。 その所作からも、この場所が長く愛されている理由を感じられます。 それはまるで、日帰りで楽しむ小さな食の旅(プチトリップ)のよう。 今回ご用意いただくタパスは、BASELグループならではのクオリティを生かし、エキストラバージン·オリーブオイルと相性の良いものを厳選。 さらに今回は特別に、洋菓子店BASEL自慢のチョコレートケーキも一種登場します。 そこにオリーブオイルをかけて味わう、ここでしか体験できないペアリングです。...
【満員御礼】1/31 第15回スペインワインと食大学 「スペイン産オリーブオイル」Vol.4 ~オリーブオイルソムリエ 田川敬子さんとスペイン産オリーブオイルの世界を冒険しよう~ “オトナの学び場”をテーマに、2016年春に開講したスペインワインと食大学。 “見て、聞いて、薫って、味わって、体感する”五感すべてでスペインワインと食文化に触れる学びの場として、ライブ感あふれる講義と多彩なテーマを重ねてまいりました。 そして2026年1月。本講座は今年で開講10周年という節目を迎えます。その記念すべき年の第一回目の開催が決定しました。 第15回目のテーマは「“新モノ” スペイン産オリーブオイル」。 オリーブオイル生産量世界一を誇るスペイン。しかしその一方で、本当に上質なスペイン産オリーブオイルの魅力は、まだ十分に知られているとは言えません。 今回の講師は、これまで3回にわたり大きな反響を呼んだ、バレンシア在住のオリーブオイルソムリエであり、スペインワインと食協会ライターの 田川敬子さん。 スペインワインと食大学「スペイン産オリーブオイル」VOL.2の様子 帰国のタイミングに合わせ、搾りたての新油をスペインからハンドキャリーでお持ちいただく、この時期だけの特別な講座が実現しました。 講師は、バレンシア在住 田川敬子さん 田川 敬子 Keiko Tagawa 東京都出身。大のスペイン好きが高じて2002年春よりバレンシア在住。日系企業と地元企業のOLを経て、現在はフリー。2014年にオリーブオイルの魅力に目覚めて以来勉強を続けるかたわら、業界での通訳や翻訳、農園視察のアテンド、生産者さんと輸入業者さんの仲介などを手掛ける。日本帰国中にはスペインオリーブオイルテイスティングセミナーも開催。オリーブオイルのすばらしさを日本に広めることがライフワーク。日本オリーブオイルソムリエ協会認定オリーブオイルソムリエ® ハエン大学バージンオリーブオイルテイスティングエキスパートコース修了 (eオリーブオイル選びより) 10周年の幕開けにふさわしい、“今”だからこそ味わえるスペインの恵みを、ぜひご体感ください。 初めての方もそうでない方も、これまで知らなかったスペイン産オリーブオイル世界を体感できるはずです。スペイン産オイルをより楽しむためのコツや視点など、他にない内容が盛りだくさん。 スペインワインと食大学「スペイン産オリーブオイル」VOL.2の様子 またご自身の食生活に活かせるヒントなど、日本ではなかなか聞けない質問も直接できる貴重な機会です。 スペインワインと食大学「スペイン産オリーブオイル」VOL.3の様子 講師の敬子さんから次のようなメッセージをいただいています。 「意外と知られていないオリーブオイルの基礎知識を学び、今シーズンのおいしいスペイン産エキストラバージンオリーブオイルをテイスティングします。これまで食べていたオリーブオイルが本物だったのかどうか、この講座に来ていただければわかるはずです。どうぞお気軽にお越しください」 スペインワインと食大学「スペイン産オリーブオイル」VOL.3の様子 そして今回の開催は、スペインワインと食大学として初めての多摩地区開催となります。会場は、八王子·多摩エリアで「知らない人はいない」と言われる老舗ブランド、BASEL(バーゼル)豊田店。 50年以上にわたり、カフェやブラッセリー、洋菓子店として地域に愛され続けてきたBASELの中でも、豊田店は2番目に歴史ある人気店舗です。 実は今回、豊田店で開催したいと最初にお声がけしたのは私からでした。 多摩地区ならではのゆったりとした空間の使い方、白を基調とした心地よさ、そして一杯のコーヒーや紅茶にまで行き届いた丁寧な仕事。 「10周年の最初の回は、ぜひここでやりたい」そう感じたのです。 その想いをあたたかく受け止め、後押ししてくださったのが、豊田店スタッフの皆さまのご協力でした。 昨年開催された「スペインワインと食大学·オリーブオイル第3回」での体験をきっかけに、「この学びと味わいをお店のお客さまにも届けたい」という共通の思いが重なり、今回の開催が実現します。 この場所ならではのあたたかさと一体感も、ぜひ当日、感じていただけたら嬉しく思います。 最寄り駅からは少し距離があります。 けれどその分、訪れた先には、都心ではなかなか出会えない時間がゆっくりと流れる空間が広がります。光をやわらかく取り込む店内は、入り口から思わず深呼吸したくなるような心地よさ。席と席の間にもゆとりがあり、味わうことに集中できます。 選び抜かれたコーヒー豆、丁寧に淹れられる紅茶。...
新年あけましておめでとうございます。 2026年が、皆さまにとって健やかで、心豊かに味わう時間に満ちた一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。 このたびWebマガジン「LOHASPAIN」では、新たに「Spain Wine Food JOURNAL」を立ち上げました。 本ジャーナルは、スペインワインと食協会による協会公式のジャーナルとして、わたしたちの活動やリアルな取材によって執筆した記事を発信する場です。 協会主催・後援イベントの公式レポートをはじめ、スペイン各地の州政府、日本・スペイン両国の公的機関、団体・企業との取り組み、そして国内外の現場で積み重ねてきた実務と経験の蓄積。 その一つひとつを、事実として正確に記録するだけでなく、背景にある文脈や思想とともにお伝えしていきます。 ワインや食について私たちはこう考えています。 「土地の記憶であり、人の営みであり、時代を映す文化そのもの」 「Spain Wine Food JOURNAL」では、協会ならではの視点からスペインのワインと食の’いま”を見つめ、皆さんに共有していきたいと考えています。 2026年、新しい一年のはじまりに。 このジャーナルが、皆さまの日常に小さな発見や学び、そしてスペインワインと食をより深く楽しむきっかけをもたらすことを願って。 プエルタ・デル・ソル:マドリードの中心からスペイン各地へ続く道路の出発点。写真のプレートはゼロkm地点を示す。 本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。 スペインワインと食協会 スペインワインと食協会とは スペインワインと食協会は、「スペインワインと食文化を囲み、高品質なスペインの魅力を皆さまと体感すること」を原点に、一過性ではないスペインブームを築く活動をしています。今後もスペインワインと食を真ん中に、新しい取組みや情報をご提供して参ります。 スペインワインと食大学運営 スペインワインと食協会(日本事務局/(株)LA PASION加藤 スペインオフィス/原田) WEB:spainwinefood.org E-MAIL: info@spainwinefood.org Tomoko Kato 加藤智子 Journalist (Spanish...
いつも当店をご利用いただき、誠にありがとうございます。 このたび発生した熊本県を中心とした地震の影響により、各配送会社におきまして熊本県を発着するお荷物の受付停止、および一部地域でのお届け遅延が発生しております。 現在、当店で利用しております配送会社においても、以下の影響が出ております。 日本郵便(ゆうパック)について 熊本県全域に発着するゆうパックのお引き受けを一時的に停止しております。九州地方を中心とする地域で引受けまたは配達となる郵便物およびゆうパックなどのお届けに遅れが生じる可能性があります。 https://www.post.japanpost.jp/newsrelease/pressrelease/9879629480.html そのため熊本県を発着するご注文につきましては、現在発送を承ることができない状況です。また、その他の地域につきましても、道路状況や配送会社の対応状況により、お荷物のお届けに遅れが発生する可能性がございます。 当店では、ご注文いただいた商品をできる限りお届けできるよう努めておりますが、安全を最優先に配送会社の状況を確認しながら対応してまいります。 お待ちいただいているお客様にはご不便とご心配をおかけいたしますが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。 被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。 配送会社からのお知らせ 最新の配送状況につきましては、各配送会社の公式案内をご確認ください。 ・日本郵便(ゆうパック) 郵便・荷物の配達状況についてhttps://www.post.japanpost.jp/newsrelease/pressrelease/9879629480.html *配送状況は随時変更される可能性がございます。
新連載 「スペイン食文化をつくる人たち」 100人の物語を未来へ。 料理も、ワインも、オリーブオイルも、人がつくる。 食文化は、一人ではつくれない スペインの食文化は、有名なシェフだけがつくるものではありません。 第一線で活躍するシェフこそ、その味わいの背景に、数えきれないほどたくさんの方々が関わっている、そのことをよくご存知です。 畑でブドウを育てる人。 ワインを醸す人。 オリーブを育てる人。 チーズや生ハムをつくる職人。 市場で働く人。 サービスとしてお客様を迎える人。 そして、ひとつのイベントやプロジェクトを成功へ導くために奔走する人たち。 一皿の料理も、一杯のワインも、ひと匙のオリーブオイルも、ひとりの力だけでは生まれません。 それぞれの場所で誇りをもって、自分の仕事に向き合うプロフェッショナルがいて、初めてスペインの食文化は育まれています。 だからこの連載でご紹介するのは、多くの人に知られるシェフや生産者だけではありません。 表舞台に立つことが少なくても、その仕事や生き方に心を動かされた料理人や職人、生産者、ソムリエ、サービススタッフ、そして食文化を支える人たちも、この「100人」の中に記録していきたいと思っています。 この連載で大切にしたいのは、その人が何を大切にし、どんな思いで食文化を育み、未来へつないできたのか。 その人生や言葉を、一人ひとりていねいに記録していきたいと思っています。 わたしが惹かれたのは、料理だけではなく「人」だった わたしが執筆を始めたのは、当時、業界最大手の飲食情報サイトでした。 担当は「ワインのある飲食店」。 新規オープンや話題のレストランを取材し、その魅力を伝える記事を書いていました。 編集長から言われていたのは、「店だけではなく、オーナーの生き様も書きなさい。」ということ。 だから取材では、お店のコンセプトや料理への想いだけでなく、「なぜ、この店をつくろうと思ったのですか。」と、質問していました。 すると、そこで聞いたことは、料理のことだけではない、ひとりのストーリーだったのです。 なぜ、この仕事を選んだのか。 どういうことに悩み、どんな壁を乗り越え、この店をつくろうと決意したのか。 そういうことを語られる場面が少なくありませんでした。 わたしはお店のコンセプトを聞くことは、もちろん好きです。 料理をいただき、その味わいに感動することも何度もありました。 でも取材の中でいちばん胸が高鳴ったのは、その人の人生に触れる瞬間でした。 「もっと聞きたい。」 気づけば、いつもそう思っていました。 実は私は、昔からドラマや映画が好きです。 心を惹かれていたのは、派手な展開ではなく、人が迷い、決断し、自分の道を歩んでいく姿でした。 だから取材で出会うシェフや生産者、職人たちが語る人生は、私にとって何よりも興味深い「本当の物語」だったのです。...
2026年夏季休業のお知らせ *夏季休業のお知らせ* 誠に勝手ながら、2026年8月1日(土)から16日(日)まで、夏季休業とさせていただきます。 お客様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。 【オフィス休業期間】(※通常土日休業を含む休業期間です) 2026年8月1日(土)~8月16日(日) 【商品のお届けについて】 ・2026年7月31日(金)午前までのご注文→ 8月3日(月)までに発送 ・2025年8月1日(土)~16日(日)までのご注文→ 8/17(月)から順次発送 【Storeのご注文について】 インターネットは24時間注文受付しております。 【お問い合わせについて】 7月31日(土)12時以降及び、休業期間中のお問い合わせにつきましては、お電話、メールともに8月17日(月)12時以降、順次折り返しのご返答となります。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。 撮影:Tomoko Kato 運営管理:LOHASPAIN(ロハスペイン) 株式会社LA PASION
ゴールデンウイーク休業のお知らせ いつも当店をご利用いただき、誠にありがとうございます。 誠に勝手ながら、下記の期間をゴールデンウイーク休業とさせていただきます。 お客様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。 【オフィス休業期間】 2026年4月28日(火)~5月7日(木) 【商品のお届けについて】 ・2026年4月26日(日)までのご注文→ 4月27日(月)までに発送 ・2026年4月27日(月)~5月7日(木)までのご注文→ 5/8(金)から順次発送 【Storeのご注文について】 インターネットは24時間注文受付しております。 【お問い合わせについて】 4月26日(月)12時以降及び、休業期間中のお問い合わせにつきましては、 お電話、メールともに5月8日(金)12時以降、順次折り返しのご返答となります。 予めご了承いただきますようお願い申し上げます。 運営管理:LOHASPAIN(ロハスペイン) 株式会社LA PASION
いつもオンラインショップ「LOHASPAIN」をご利用いただき、ありがとうございます。 これまでできるだけ現状の送料を維持できるよう努めてまいりましたが、配送会社の料金改定や物流コストの上昇に伴い、このたび送料を見直すこととなりました。 日頃ご利用いただいている皆さまにはご負担をおかけしてしまい、大変心苦しく思っておりますが、これからも安心してお買い物を楽しんでいただけるよう、より良い商品とサービスをお届けできるよう努めてまいります。 ■改定日2026年3月17日(火)ご注文分より ■送料全国一律 880円(税込) ■送料無料について8,800円(税込)以上のご注文で送料無料となります。 何卒ご理解いただけますと幸いです。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 「スペインワインと食」に関する情報を、日本とスペインから、イベントの告知も含めて発信してまいります。最新情報をいち早く知りたい方は、毎週金曜日に配信しているスペインワインと食協会のニュースレター「LOHASPAIN」をご活用いただけたら幸いです。 無料購読はこちらから。
2025年冬季休業のお知らせ *冬季休業のお知らせ* 誠に勝手ながら、2025年12月25日(木)から1月4日(土)まで、冬季休業とさせていただきます。 お客様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。 【オフィス休業期間】 2025年12月25日(木)~1月4日(土) 【商品のお届けについて】 ・2025年12月24日(水)までのご注文→ 12月25日(木)までに発送 ・2025年12月25日(木)~1月4日(土)までのご注文→ 1/5(月)から順次発送 【Storeのご注文について】 インターネットは24時間注文受付しております。 【お問い合わせについて】 12月24日(土)12時以降及び、休業期間中のお問い合わせにつきましては、 お電話、メールともに1月5日(月)12時以降、順次折り返しのご返答となります。 予めご了承いただきますようお願い申し上げます。 運営管理:LOHASPAIN(ロハスペイン) 株式会社LA PASION
2025年夏季休業のお知らせ *夏季休業のお知らせ* 誠に勝手ながら、2025年8月4日(月)から16日(金曜)まで、夏季休業とさせていただきます。 お客様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。 【オフィス休業期間】 2025年8月4日(月)~8月16日(金) 【商品のお届けについて】 ・2025年8月3日(土)までのご注文→ 8月4日(月)までに発送 ・2025年8月4日(月)~16日(金)までのご注文→ 8/18(月)から順次発送 【Storeのご注文について】 インターネットは24時間注文受付しております。 【お問い合わせについて】 8月2日(土)12時以降及び、休業期間中のお問い合わせにつきましては、 お電話、メールともに8月18日(月)12時以降、順次折り返しのご返答となります。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。 撮影:Tomoko Kato 運営管理:LOHASPAIN(ロハスペイン) 株式会社LA PASION
「Esencia – 海の向こうの、日常の少し先にある場所」 旅とは、計画された非日常ではなく、日常の延長にふと現れるもの。この連載「Esencia(エセンシア)」は、「スペインの紀行文をまとめて読めるようにして欲しい」というひとりの読者の声がきっかけで生まれました。私自身が仕事で年に数回だけ訪れるスペインの街や村を舞台に、“ほんの少し先のリアル”をすくい取って綴ります。 この連載では、スペインという国の「生活」に触れながら、「楽しく、豊かに生きるとは何か?」というテーマをゆるやかに問いかけていけたらと考えています。都市と地方、伝統と革新、偶然と選択。そのあわいにあるものが、「スペイン食文化」の豊かさであり、ラグジュアリーの本質なのかもしれません。 「Esencia」は、スペイン語で「本質」や「香り」を意味する言葉。オリーブ畑で感じた風、グラスの縁に残ったオレンジピールの香り、シェフの手に刻まれた時間。いつかあなたがその土地を訪れるとき、この連載で描いた風景が、そっと背中を押してくれるような存在になればと願っています。
日頃から、オンラインショップLOHASPAIN「Store」をご愛顧いただき誠にありがとうございます。 誠に勝手ながら、4月17日(木)~5月6日(火)までスペイン出張とゴールデンウィーク休業のため、不在とさせていただきます。 オンラインショップの配送も臨時休業となります。4/16(水)以降にご注文を頂きましたお客様には大変申し訳ございませんが、5月7日(水)以降の発送となります。 ・休業期間:4月17日(木)〜5月6日(火) ・営業開始日:5月7日(水) *休業期間中は電話受付もすべて休止いたします。 トップ画とともに、昨年11月に訪問したマドリッド・サラマンカ地区にあるMallorca 休業期間中に頂きましたお問い合わせにつきましては、5月7日(水)以降に、順次行ってまいります。ご返答までに少しお時間をいただく場合がございますことを予めご了承下さい。 ご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご理解を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。 LOHASPAIN 加藤智子
新年、明けましておめでとうございます!三が日真っ只中、日本はお正月ムード一色に包まれていることと思います。 昨年のクリスマス・イヴの直前にお届けした「スペインのクリスマス<前編>」では、12月24日から26日までのスペインのクリスマスについて、カタルーニャの伝統料理と共にご紹介しました。今回はその続編として、年が明けた2025年1月3日現在も続くスペインのクリスマスの様子をお伝えします。 スペインでは、年が明けても、街のクリスマスイルミネーションも家庭のツリーやデコレーションもまだそのままです。なぜなら、スペインのクリスマスは1月6日の「東方の三賢者の日(Día de los Reyes)」まで続くからです。この日を境に、クリスマスシーズンがようやく幕を閉じます。 スペインの子どもたちは1月6日まで冬休みが続き、大人たちも年末年始に長期休暇を取るのが一般的です。1月1日は祝日ですが、2日から5日までは通常営業の会社もあり、祝日の1月6日「東方の三賢者の日(Día de los Reyes)」を迎えるまで街にはクリスマスムードが漂っています。 スペインの大晦日(Nochevieja)は、家族や友人と大いに盛り上がる一夜ですが、"お正月"は、意外と控えめです。それでは、スペインの長いクリスマスシーズンに欠かせない伝統料理や風習〜後編〜としてお届けします。 ・12月31日 大晦日Nochevieja/Nit de cap d'any スペインの大晦日は、友人たちとレストランに集まったり、ホームパーティーを開いたりと、にぎやかに過ごすのが一般的です。夕食を楽しみながらカウントダウンの時刻を待ち、午前0時には「12粒のぶどう」を食べるというユニークな伝統があります。 12回の鐘の音に合わせて1粒ずつぶどうを食べますが、鐘のペースは早く、飲み込む暇もなく次の鐘が鳴るため、最後の鐘が鳴り終わる頃には口の中がぶどうでいっぱいに。記念すべき新年の幕開けとともに、無言のままスパークリングワインやCAVAで乾杯するという、どこかシュールな瞬間が訪れます。 成功させるポイント: 種無しブドウを購入し、12粒を器に盛りつけておく。 スペイン各地では盛大なカウントダウンイベントが行われ、花火が夜空を彩ります。深夜まで飲んで踊り、食べて楽しみながら、新年の到来をお祝いします。 ・1月1日 新年Año Nuevo / Cap d'any 多くのスペイン人は、大晦日の夜遅くまで飲んだり食べたりして新年を祝うため、日本のように初日の出を見に行くという習慣を話すと、驚かれます。元旦は、それぞれのスタイルで過ごすのが一般的です。家族全員で食卓を囲む人もいれば、レストランでスペシャルメニューを楽しむ人もいます。 とはいえ、ご馳走が続くこの時期になると、胃腸の疲れや体重増加を気にし始める人も少なくありません。 ・1月6日 東方の三賢者の日 (ディア・デ・ロス・レジェス)Dia de los Reyes Magos / Dia dels Reis Mags スペインのクリスマスを締めくくる、最も象徴的なお祝いが「東方の三賢者の日」です。その前夜、1月5日には、全国各地で三賢者の到来を祝う盛大なパレードが開催されます。この日、街の通りは東方から訪れる三賢者メルキオール、ガスパール、バルタザールの登場を心待ちにする子どもたちで賑わいます。 三賢者たちは色とりどりのキャンディーを投げ、子どもたちだけでなく大人も夢中で拾い集めます。この光景は、幼い頃故郷で体験した「餅まき」を思い起こさせ、どこか懐かしいほっこりした気分にさせてくれます。 バルセロナのような大都市では、シルク・ド・ソレイユを思わせる豪華絢爛なパレードが行われ、通りには大勢の見物客が押し寄せます。一方、小さな村やワイン産地では、三賢者がトラクターに乗って登場するなど、手作り感あふれる素朴なパレードが繰り広げられます。どちらのパレードも、それぞれの地域の特色が反映されており、大人も童心に帰れる心温まるひとときとなります。 この夜は、パレードを楽しんだ後、子どもたちは、翌日のプレゼントに胸を躍らせながら眠りにつく、温かさと喜びに満ちた特別な時間です。 1月6日、再び家族一同集結し、前菜からワインと共にランチをいただきます。この日の主役はデザートで、王冠の形をした菓子パン「ロスコン デ レジェス(Roscón...
スペインのクリスマス スペインの街々は、クリスマスが近づくと煌びやかなイルミネーションに彩られ、冬の夜を一層美しく演出します。12月24日のクリスマス・イヴ(Noche Buena)から始まるスペインの長いクリスマスシーズンは、新年をまたいで1月6日の東方三賢者の日(Día de los Reyes Magos)まで続きます。日本のようにクリスマスが終わるとすぐにお正月ムードに切り替わる慌ただしさはなく、街のクリスマスイルミネーションや祝祭の雰囲気は、お正月を過ぎても続きます。 バルセロナの街のクリスマスネオンに溶け込む、アントニ・ガウディの建築カサ・バトリョ(カタルーニャ語:Casa Batlló)世界遺産 スペインのクリスマス料理〈カタルーニャ地方〉 ・12月24日 クリスマス・イヴNochebuena(スペイン語) / Nit de Nadal(カタルーニャ語) カタルーニャ地方では、スペインの他の地方とは異なり、この日は家族一同集まるクリスマ・イヴのディナーはありません。そのかわり、というわけではありませんが、独特な風習があります。クリスマスが近づくと子供のいる家庭のサロンには、サンタのような赤い帽子をかぶり笑みを浮かべた丸太人形(ティオ・デ・ナダル/Tió de Nadal)が出現します。その丸太の人形は、通称「カガティオ」と呼ばれ、”排便する丸太”という意味があります。 ティオ・デ・ナダル(Tió de Nadal)クリスマス・イブに、子どもたちは「カガティオ〜♪」と丸太人形を棒でたたきながら謳い、マントをめくると、なんと「ティオ・デ・ナダル」のお尻のあたりにお菓子やキャンディのプレゼントが!子供たちにとって、最初のクリスマスプレゼントです。 グローバル化の影響もあり、12月24日の夜、サンタクロース(カタルーニャ語:Pare Noel)人気が高まっているとか。というのも、1月6日の東方の三賢者の日 (ディア・デ・ロス・レジェス)の夜、東方の三賢者たちがプレゼントを持ってくるのがスペインの伝統なのですが、冬休み中に子どもたちがオモチャで遊べるように、12月25日に渡すケースが増えてきているそうです。 ・12月25日 クリスマスNavidad/Nadal 家族一同集まって、家でクリスマスランチをいただきます。乾杯はワインで。日本のクリスマスは恋人と過ごすロマンチックな日、というイメージですが、スペインのクリスマスはみんな家族と家で過ごします。数年前までは、バルセロナのような都会でも、休業のお店が多く、街中はコーヒーを飲むのも難しいほど閑散とした雰囲気に包まれていたものですが、近年では、観光スポットには外国人の行列ができ、レストランでクリスマスコースを食べる地元の人たちも増えているようで、時代の移り変わりを感じます。 【前菜(Aperitivo/Aperitiu)】 ボガバンテ(オマール海老)、アングーラ(うなぎの稚魚)などの高級食材をはじめ、フォアグラやサーモンのカナッペ、定番のハモン・イベリコ(生ハム)や、ロンガニサやチョリソなどの腸詰め、ムール貝、エビなどが食卓に並びます。 【一皿目(Primer plato/Primer plat)】 カタルーニャのクリスマス料理といえば、エスクデーリャ・イ・カルン・ダリャ(Escudella i carn d'olla) 。4種類の肉 (豚、牛、鶏肉、子羊)と7種類の野菜を入れて煮込んだエスクデーリャのスープに、ピロータ(ミートボール))やガレッツ(貝の形のショートパスタ)をたっぷり入れていただきます。体の芯から温まるカタルーニャの冬の定番スープです。 【ニ皿目(Segundo plato /Segon plat)】...
お客様各位 日頃より「LOHASPAIN」をご利用いただきまして、ありがとうございます。 誠に勝手ながら年末年始の間、下記のとおり休業させていただきます。 【年末年始休業日】 2024年12月27日(金)~2024年1月5日(日) 年内最終出荷:2023年12月25日(水)まで(25日のご注文は、23:59受付分まで26日に出荷いたします) 年明け後出荷:2024年1月6日(月)より順次出荷いたします。 【Storeのご注文について】 ご注文は、年末年始の休業日にかかわらず、24時間365日受け付けております。 【お問い合わせについて】 休業期間中のお問合わせや、商品到着指定日の変更・キャンセル等は、ご返信・ご対応を致しかねます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。 年末年始は、荷物の遅配が発生しやすくなりますので、時間に余裕を持ってご注文いただきますよう、お願いいたします。また、時間帯指定をご利用された場合も、ご希望の時間帯にお届けできない可能性もありますので、 予めご了承いただきますようお願い申し上げます。 運営管理:LOHASPAIN(ロハスペイン) 株式会社LA PASION
フアン・ムニョス先生監修。スペインのベルモットの歴史と食文化をひも解き、レウスに根づくベルモット文化から、現代の多様なスタイルや料理とのペアリングまで紹介します。
2月2日から、高品質スペインワインの国際見本市 Barcelona Wine Week がバルセロナで開催されます。そのBWWの舞台で、筆者が取り組む 「バルセロナ·ワイン·テスト(BWT)」 のプレゼンテーションを行うことになりました。テーマは、「消費者と専門家は、同じワインを好むのか」。2月2日17時より、消費者と専門家(1/26開催)を対象に実施した2つのワインコンクールの結果と、そこから得られたデータが示す“市場のリアル”を発表します。
サン・セバスティアンの人気レストラン〈Narru〉で味わう、料理とワインの調和。食後まで続く上質な美食体験をレポート。
先月「Spanish Lifestyle」でご紹介した「バルセロナワインテスト・アーバン2025」は、多くの皆さまのご協力のもと、無事に幕を閉じました。バルセロナ初の一般参加型ワインコンクールとなった本イベントには、150名の参加者が集い、200種類以上のワインをブラインドでテイスティング。会場は熱気に包まれ、ワイン文化の新たな可能性を象徴する場となりました。 バルセロナワインテストCEOのロジェール・グリフォイ・デクララをはじめ、「Spanish Lifestyle」でもおなじみのテクニカルディレクターのフアン・ムニョス先生、そして筆者自身もチームメンバーとして運営に携わり、約1年にわたり準備を重ねてきました。正直、これまでで最も忙しく大変な1年でした。しかし、若き審査員たちが「また来年も絶対に参加したい!」「ワインがもっと身近な飲み物になった!」と目を輝かせる姿を目にした瞬間、苦労はすべて報われたと感じました。 今回は、現地で紹介された内容を基に、イベントの模様を日本語でお届けします。 バルセロナ・ワインテスト・アーバン2025、大きな成功150名の若者が200種以上のワインをブラインドで体験!バルセロナ 11月7日金曜日、バルセロナのホテル・インターコンチネンタルにて、第1回となる「バルセロナワインテスト・アーバン2025(Barcelona Wine Test Urban 2025)」が開催されました。本イベントは、消費者が本当に好むワインを明らかにすることを目的に設計された、新しいスタイルのワインコンテストです。期待を大きく上回る結果となり、150名の参加者が集まり、さまざまな産地・スタイル・価格帯の200種類以上のワインをブラインドで評価しました。 この呼びかけには特に若い層を中心とした多様な参加者が集まり、来場者は男性55%、女性45%という構成。ワイン愛好家や、新しい銘柄を発見したいと願う一般のワインファンが多数参加しました。応募希望者が定員を大きく上回り、多くの方の参加をお断りせざるを得ないほどでした。これは、テイスティング体験型イベントへの関心の高まりと、消費者の声を重視するワイン業界の新たな動きを象徴しています。 試飲セッションでは、各参加者に15杯のワインがラウンド形式で提供されました。ワインごとに、参加者はボトルのQRコードを読み取り、スマートフォン上の簡易テイスティングシートで「香り」「味わい」「バランス」「好感度」を評価します。ブランド名や原産地、価格は一切知らせず、参加者は独立した秩序ある環境で、完全にブラインドの評価を行いました。 「アマチュアの参加者が15種類ものワインを評価するという挑戦には、少し不安もありましたが、結果はまさに“満点”でした」と、本大会のチームメンバーでありソムリエ養成講師でもあるフアン・ムニョス氏は語ります。「参加者たちは、一つひとつのワインをしっかり味わい、比較し評価していました。その姿は本当に模範的で、頼もしく感じました。」 一方、同チームのロジェール・グリフォイ・デクララ氏は、この規模のテストにおける技術的挑戦について次のように述べています。「初回ということもあり、技術面と物流面の完璧な運営を優先するため、出品ワインを200本に限定しました。評価はすべてリアルタイムでスマートフォンから行われるため、数十件の同時投票には大きな技術的負荷がかかります。まずは体験の質を確実に保証することを最優先にしました。その結果、すべてが完璧に機能しました。」 事前の参加者インタビューでは、多くの若者が「ワインは遠い存在」と感じていることが分かりました。しかし、今回のような動的で参加型、さらにガイド付きのテイスティング体験を通じて、ワインに親しみを感じるきっかけになったことが確認されました。これは、新しい世代との接点を模索するワイン業界にとって、大変意義のある成果と言えます。 テイスティング後には、コンテストに出品した一部のワイナリーの代表者が参加するショールームが開かれ、参加者が生産者と直接会話しながらワインを再度試飲する交流の場となりました。この空間は、造り手と消費者が出会い、品種や地域、スタイル、トレンドについて自由に語り合える貴重な場となりました。 第1回大会の成功により、「バルセロナワインテスト・アーバン2025」は、従来のコンテストに代わる新しいモデルとして、革新的な一歩を踏み出しました。消費者の意見を中心に据えたハイブリッドな試みとして、「味わう」「学ぶ」「共有する」という体験を通じて、人々をつなぐ新しいワイン文化の形を提示したことも、大きな成果です。 主催者は今後、消費者による総合評価と、来場者が最も高く評価したワインの最終ランキングを発表する予定です。また、審査結果や受賞ワインの詳細は、来年2月に開催される「バルセロナワインウィーク(Barcelona Wine Week)」で発表されます。 さらに、次回はプロフェッショナル部門「バルセロナワインテスト・プロフェッショナル2026」が、2026年1月27日にバルセロナで開催されます。こちらは、バイヤー、ソムリエ、ジャーナリスト、ワインコミュニケーターなど業界の専門家が集い、100点満点方式のブラインド・テイスティングを実施。参加ワイナリーにはメダルおよび品質認証が授与される予定です。 最後に 「バルセロナワインテスト・アーバン」を通じて、若い世代がワインに触れ、味わい、学び、共有する場が生まれたことを実感しました。この試みは、次世代の嗜好や考え方を尊重しながら、ワイン文化を新たな形で広げていく可能性を示しています。ワイン業界にとっても、若い世代との接点を深める貴重な機会となりました。 「バルセロナワインテスト・アーバン」は、次世代にワイン文化を継承し、業界全体を活性化するプラットフォームとしての役割を掲げています。参加者と造り手、地域社会をつなぐ架け橋として、ワインを通じた新しい体験の場を創出することを目指しています。来年はさらに国際的な広がりも視野に入れ、より多くの皆さまに感動的で楽しい体験をお届けできるよう、準備を丁寧に重ねてまいります。 【関連記事】バルセロナ発ワインコンクール ― バルセロナワインテスト (Barcelona Wine Test)【2/2 BWW発表】消費者は専門家と同じワインを選ぶのか? バルセロナワインテストが明かす真実【バルセロナワインテスト・アーバン2025 メディア掲載まとめ事】・VineturEl Barcelona Wine Test Urban 2025 reúne a 150 jóvenes en una cata a ciegas de más...
旅のなかで舌が慣れはじめた3日目、完食の歓びと、記憶に残る香りに包まれて・・・。 「Esencia ─ 本質をめぐる旅」では、食を通して感じられる価値観の“少し先”に出会う瞬間を綴っています。 今回の舞台は、カタルーニャ地方の美しい町·ジローナから。 プレスツアーにて連日のガストロノミーなフルコースの中、驚くほど自然に、心と体に馴染んでいったディナーがありました。 ■ 体と心に、ちょうどいい料理たち プレスツアーが始まってから、毎食がフルスケールの美食体験。 ありがたいことにスペインらしい豪快なポーションと味の奥行きに魅了されながらも、完食できたのは初日だけでした。私達は一般の方々より強靭な胃袋をもつメンバーであるにも関わらず。 しかし3日目の夜、ジローナのレストランでは、たしかに何かが違いました。 ジローナで21時。店の外観 まずは前菜2品。 サラダ パテ サラダ、パテと、それぞれ素材の生かし方、調味料の加減、香りの立たせ方が実に繊細。 口にした瞬間に「これは最後まで行ける」と直感しました。 野菜のグラタンは、とろけるように優しく、野菜だけということが信じられないほど旨みがあります。 野菜のグラタン 魚料理は、皮の火入れも塩加減も絶妙。身もふっくらジューシーな仕上がりです。 肉料理では思わず「これぞ、体が受け入れるボリューム」と感じたほど。付け合わせのジャガイモまでしっとりホクホクしていました。 肉料理 そしてデザートにたどり着いた時、ふと気づいたのです。 誰一人、途中でフォークを置いていない!笑 ■ プロとしての直感が震えた、オリーブオイルとの出会い この夜、料理の背景にある“香りの本質”に心から感動したのは、実は、あるエキストラバージン·オリーブオイルでした。 私は職業柄、というより幼い頃から香りにとても敏感です。 とくにオリーブオイルについては、オリーブオイルソムリエの勉強をしたこともあり、わずかなニュアンスにも反応してしまいます。それは、おそらく一般的には気づかれないような香りの奥に隠れている香り。ごくごく微細なネガティブ要素、たとえば保存環境による変化にまで反応してしまう、少し“やっかいな”嗅覚ともいえます。 スペイン産はもちろん、スペイン産でなくとも上質なオイルが存在するのは理解しているし、実際に食べて理解しています。その味わいには、心から信頼できるものがたくさんあります。わざわざ書くまでもありませんが、自分が輸入しているオイルだけが良い、というつもりはまったくありません。 実際、レストランで100%ネガティブ要素を感じることがないオイルに出会うことも、何度かありました。 ただ正直なところ、やはりそれは稀です。私にとっては。 スペインでも日本と変わらず、レストランに入るたび、必ずオリーブオイルをテイスティングします。ほんの一滴で、その日のテンションが決まることもあるほど。プロの視点から「これは間違いない」と、心から思えるオイルに出会える機会は、数多くのレストランを回っていても、そうそうあるものではありません。 だからこそ、このジローナのレストランで出会ったオイルには、本当に驚きました。ひと口含んだ瞬間に、背筋がすっと伸びてくるような感覚になり、座り直して、もう一度、全集中して味わったほどです。(全集中とはいえ、周りの方がそこまで気づかない程度に。笑) 澄んだグリーン、マイルドでフルーティーな味わい。心地よくポリフェノールが追いかけてくるような後味。そして何よりも“透明感”のある香り。 これは、誰かを持ち上げるためでも、比較するためでもなく、ただ「素晴らしいものに出会った」という純粋な驚きと喜びとして、残しておきたい記録です。 とにかく、あったのです。 この夜、このレストランに。...
「Esencia ─ 本質をめぐる旅」は、旅と日常のはざまにある風景や出会いを綴る連載です。 今回の記事は、プレスツアーの合間にほんの少しだけ生まれた、2つの街での“余白の時間”の記録。 ■ マドリッド 喧騒の中の静けさ、2時間の歴史散策 バラハス空港からお迎えのバスでホテルまで30分。 5ヶ月ぶりの街に降り立ったその日、午後の光は驚くほど柔らかかったことを覚えています。 目に入る風景が、一瞬で幸せな気分にしてくれました。 短い時間であっても、身体がこの街の空気に順応していくのを感じます。 この日は風が少し冷たく、でも空が澄んでいてどこまでも青かったです。 何度訪れても、マドリッドには「また歩きたくなる通り」があります。歴史的な重みと、日常の軽やかさ。そのどちらもが同居しているこの街の魅力に、またひとつ、心を奪われました。 スペインの中でも、ここは特に“歴史”が街に溶け込んでいて、観光地でありながら遠い過去、確実にここにいたであろう彼らの「日常の延長線」に足を踏み入れたような気持ちになれました。 ■ ジローナ 物語と香りに満ちた、サン·ジョルディの日の街 ジローナにあるノエルアリメンタリア(Noel Alimentaria)の取材からバスに揺られて約一時間。18時から21時までジローナの中心地を観光しました。 ジローナの旧市街を歩いたこの日、4月23日はカタルーニャの人々にとって特別な祝日「サン·ジョルディの日」。バラと本を贈り合うこの伝統的な祭りは、街のあちこちにささやかな物語の気配を運んできます。石畳の通りには、バラの花束を手にした人々が行き交い、本屋や露店が広場にまで並びます。誰かのために選ばれた一冊や、一輪の赤いバラが、街をやさしく彩っていました。 中世の街並みに溶け込むようにして行われるこの祭りには、騒がしさではなく、静かな祝福のような空気が流れています。知らずに訪れた街の、その日だけの表情。ほんの2時間の滞在でも、その特別な空気を肌で感じられたことが、何よりの贈り物になりました。 ■ 「旅」と「余白」 プレスツアーはどうしてもスケジュールが詰まりがちだけれど、こうした余白の2時間が、 むしろ旅の本質を浮かび上がらせてくれることがあります。 効率よく「何を見るか」ではなく、どんなふうに感じたかを記録する。 それが「Esencia」の目指す旅のかたちです。 いつか誰かが、マドリッドやジローナを肌で感じたくなった時、 このエッセイが小さな手がかりになりますように。 Tomoko Kato 加藤智子Editor-in-chief 福岡県出身のフードジャーナリスト、インポーター。1997年から様々なレストランにて調理やワイン販売などの経験を積み、リストランテ「アクアパッツァ」にて広報・PRとして従事。2009年、スペイン産オリーブオイルに一目惚れし「LA PASION」を立ち上げ、今年で16年目を迎えるインポーターとして多くの顧客に恵まれている。2011年に「スペインワインと食協会」を設立。企画運営している「スペインワインと食大学」は人気講座に成長を遂げ、企業や行政からオファーが相次ぐ。取材・執筆では、スペイン・アンダルシア州政府より日本代表として現地スペインに正式招聘されるなど、企業や州政府からの取材依頼が絶え間なく続いている。Webマガジン「LOHASPAIN」の編集長として、スペイン食文化やワインの魅力を国内外に発信中。 @ tomoko_kato_lapasion
旅のようでいて、どこか日常の延長にも感じられる時間を綴る連載「Esencia ─ 本質をめぐる旅」。スペインの食と文化の中に息づく“静かなラグジュアリー”を追いかけながら、都市と地方をめぐって気づいたことを記していきます。 今回はその特別編として──スペインのマドリッド、バルセロナ、トレドで出会った注目のレストラン8軒をご紹介します。現地の食材と技術を活かした料理、それぞれの場所からの持続可能な取り組み。個性豊かなコンセプトをもつこれらのレストランは、スペインの食の最前線を感じさせてくれました。
Esencia – 本質をめぐる旅【Chapter.1】──ハティバの街を歩く プロローグ:歴史が息づく、美しい街への招待