明けましておめでとうございます。
というご挨拶をどうお伝えして良いのか、わからないまま仕事初めを迎えてしまいました。
被災地にいらっしゃる方々のことを思うと、胸が痛むばかりです。
被害に遭われた皆様に、心より謹んでお見舞い申し上げます。
東京とスペインに在住するわたしたちは、心をもっていかれて悲しむことより、模索しながらもできることをやっていくしかないと考えています。
寄付をし、祈ること。
個人として、会社として、協会として、もっと強く、優しく在るよう努力を続けること。
遠回りかもしれませんが、自分のいる場所で社会のためにできることを増やしていくことは、被害に遭われた方々が少しでもいつもの日常を取り戻すことに少しでもつながるのではないか。
今、そう考えています。
「当たり前の話ですが、元気な人しか、困っている人を助けられません。」今日、お世話になっている方から聞きました。
「被災地にいた人間からすれば、”日常”を思い出させてくれるものが、どれだけ”非日常”の中にいる人間の心を支えるのに重要だったか、と思います」とも。
その方は東日本大震災で被災されたときに感じたそうです。
心を寄せながらも、わたしたちにできることを積み重ねていきます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
LOHASPAIN by スペインワインと食協会
加藤智子
原田郁美