テロワールから「スペインワインの本質」を学ぶ2日間〜スペイン・ワイン テロワール・ディプロマ・コース 2026
スペイン・ワイン テロワール・ディプロマ・コース スペインワインを「産地」や「品種」ではなく、テロワールという視点でもう一歩深く知る。 そんな体系的な学びの場が、再び開催されます。 スペインワインは、いま世界的に再評価の流れの中にあります。価格や流行ではなく、「土地そのものをどう表現しているか」があらためて問われているように感じます。その流れの中で、長年にわたりテロワールを軸にワイン造りを実践してきたグランデス・パゴス・デ・エスパーニャ(GPE:Grandes Pagos de España)の考え方は、今だからこそ、学ぶ価値のある本質だと考えています。 グランデス・パゴス・デ・エスパーニャ(GPE) このコースを主催するグランデス・パゴス・デ・エスパーニャ(GPE)は、2000年に設立。「単一畑」のワインをつくる非営利団体として現在31の優れたワイナリーから構成されています。スペインにおいていち早くテロワールを表現するワイン造りを提唱・実践してきたパイオニア的生産者たちの組織です。 「なぜ、このワインは、この土地でしか生まれないのか」 その問いに、テロワール・気候・歴史・文化と伝統、そして人の営みという根っこの部分から向き合う2日間。 知識を積み重ねるというよりも、ワインをみる視点、そこが更新される時間になるのではないかと思います。 第1回参加者からの反響 2025年10月に開催された第1回は、参加者の方々から非常に高い評価があったと伺っています。 一方で、筆者と同じく「日程が合わず参加できなかった」というお声も多く寄せられたとのことで、今回、第2回の開催が決定しました。 知人のインポーターさんが第1回を受講され、ブログにまとめてあったのでご紹介します。 Blog:スペインワインの“テロワール”を学ぶ スペインワイン・テロワール・ディプロマコース修了 ワインインポーターの杉本紗良さん(株式会社SARA CORPORATION)のブログ 読んでいて印象的だったのは、スペインワインの専門として活躍し続けている紗良さんでさえ「スペインという国のスケールの大きさと、土地ごとに息づく個性の強さに、改めて感動しました。」という感想があったことでした。 このコースで体験できること~31種のテロワールを味わう 数をこなすための試飲ではなく、テロワールの違いを立体的に理解するための構成です。 試飲 ・著名醸造家のボデガやビノ・デ・パゴを含む高品質ワイン生産 31 社から各 1 本 (カタカナ読みアイウエオ順。最初の字が赤の14社は輸入元なし。) アアルト AALTO アストビサ ASTOBIZA アバディア・レトゥエルタ ABADÍA RETUERTA アルベアール ALVEAR アルタ・アレーリャ ALTA ALELLA アロンソ・デル・イエロ ALONSO DEL YERRO エンリケ・メンドーサ...





