【Library】外国人が見つけた長寿ニッポン幸せの秘密
この記事はLOHASPAINライブラリーとして、皆さんにご紹介したい本の感想をまとめた「番外編」です。 これからこの本を楽しむ方々のため、ネタバレに注意し、本の感想を3つのポイントにしてお伝えします。 はじめに 突然ですが、あなたは自分にとっての「生きがい」を考えたことがありますか?もしくはすでに「生きがいのようなもの」をお持ちでしょうか。 「外国人が見つけた長寿ニッポン幸せの秘密」という本をご紹介します。「生きがい」という概念に出会ったスペイン出身の著者お二人が、沖縄の大宜見村にたどり着き、人生を楽しむ秘訣を教えてくれる本です。 著者は、お二人です。 毎月100万を超えるアクセスがあるという kirainet.com https://www.kirainet.com/ 主催、バレンシア生まれのエクトル・ガルシアさん。 心理学とスピリチュアル専門のジャーナリスト、バルセロナ生まれのフランセスク・ミラージェスさん。 この本を知ったきっかけ 昨年末にラジオに生出演する機会をいただいたときのことです。ラジオパーソナリティーであるスパイスアップ・ジャパンの豊田さんに「LOHASPAINは健康と幸福をテーマに・・・・」と、説明をしていたときのことです。豊田さんがスペインへ行った際に知った「Ikigai(イキガイ)」という本を思い出されました。 Ikigaiは、別の言葉に訳されることなく日本語よみのまま使われています。豊田さんはリアルに、アルゼンチンの友達に「What’s Ikigai?」と質問されたそうです。 三つのポイント 一つ目は、「バランス」の重要性です。 元気なまま長生きするためには、あらためて必要なことだと感じました。 ここで感じたバランスは、二つあります。 まず、衣・食・住、心の在り方や仲間など、生きていく上で必要なものを偏らずに取り入れていけるようプロポーションを保つ意味のバランスです。本の中には、さまざまな研究結果やデータが用いられ、人生を楽しむ秘訣が詳しく書かれています。 次に視点のバランスです。沖縄の大宜見村やニッポンの情報だけではないことに驚きました。村の方たちの生活や、長寿の方々が具体的に取り入れている食材のリストなども掲載されていますが、それ以外に西洋から東洋の情報まで広い視点から採用された情報がありました。 この2点から、自分に最適なバランスをトライしながら見つけていくことが大切だと考えました。ミクロとマクロの両方の視点を常に持つようなイメージです。ちなみに抗酸化作用のある西洋の食材リストには、赤ワイン、ナッツやオリーブオイルなども出てきました。 二つ目は、「元気な状態で長く生きる」ために生きがいが必要だということです。 LOHASPAINで考える「健康と幸福」も同じように、たんに寿命を伸ばすことが目的ではありません。「元気なままで」長く生きることを目標にする。そのためには、自分なりの生きがいを持ち、いくつになっても興味があることにチャレンジしたり、何かを体験したりすることが大切です。 三つ目は、 「生きがいを育てていく」ということに興味が湧きました。なぜならわたしは、生きがいを見つけ、取り入れていく過程までがゴールだと思っていたからです。しかし取り入れて終わりではなく、むしろここから「さらに育てていくこと」がスタートなのかもしれません。そのすべてのプロセスに、生きがいを感じる醍醐味が隠れているのではないかと考えました。 健康と幸福のその先へ ここまで、オリーブの実や大好きな生産者という「スペイン産オリーブオイルに関する画」をつかってきました。それは私にとっての「生きがい」のひとつが「スペイン産オリーブオイルのあるライフスタイルでハッピーに過ごす人をもっと増やしたい!」ということだからです。 私はこの本から自分にとっての「生きがい」をあらためて確認するきっかけをいただき、広い視点のヒントを得ることができました。生きがいをさらに育ててみたいと思います。 「生きがい」を考えたことがなかった方は、これを機会にこの本をヒントにしながら、自分にとっての生きがいを考えてみるのはいかがでしょうか。 もし、すでに自分なりの「生きがい」をみつけている方は、そこからさらに「育てること」を加えてみるのはいかがでしょうか。育てることを意識してみると、これまでと違った体験が生まれるかもしれません。 ...